英語の履歴書・・・、どんな構成で、どんな内容を書けばよいのだろう・・・どんな点に気を付けたらよいだろうか・・・?

海外の会社への就職や日本国内の外資系の会社への転職に向けて、これまでの経験を最大限アピールできる、プロフェッショナルな英語のレジュメを準備しましょう!

本記事では、英語の履歴書の書き方とヒントを解説します。

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英語の履歴書の基本サンプル

 

まず、基本的な英語の履歴書の全体像を見てみましょう。

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英語の履歴書で、通常必須の項目は次の通りです。

  • 連絡先(Contact Information)
  • 実務経験(Work Experience)
  • スキル(Skills)
  • 教育(Education)

オプションの項目は次の通りです。

  • 賞と認定書(Awards & Certification)
  • 言語(Languages)
  • 興味と趣味(Interests & Hobbies)

特にアピールしたい点があれば、追加項目で記載できます。

 

最も大切なのは「経歴の要約」

採用担当者は、応募者の中から欲しい人材を見つけ出すため、冒頭の経歴の要約を注意深く見ます。そのため、英文履歴書では最初の要約の部分が極めて重要です。

明確に、プロフェッショナルな文体で採用担当者にアピールしましょう。3~5行で、これまでの経歴とスキル、そして採用すればどのように役に立てるか、具体的に示します。

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必須:経歴の要約(Summary)

現在の役職、業務経験年数、成し遂げた結果など、3〜5行で具体的かつプロフェッショナルに記載します。

例文

Certified Public Accountant with a history of accurately and efficiently supporting accounting activities for a diverse range of clientele. 5+ years of experience in presenting data, analyzing cost control, providing financial reports, and delivering profit and loss statements under time pressures. Achievements include saving Yellow Steel Corporation 10 million yen by fixing a tax-reporting error.

上記の例文では、公認会計士 (Certified Public Accountant)」「5年以上の経験(5+ years of experience)」「1000万円のコスト削減(saving Yellow Steel Corporation 10 million yen)と明確かつ定量的に示し、採用担当者にアピールしています。

 

業務経歴(Work Experiences)

最初の冒頭部分を突破すると、担当者が次に見るのは業務経験の詳細です。

新しいもの順(逆年代順)で3つほど、ポジションや役割のステップアップを分かりやすく記載します。この部分が、経歴の要約(Summary)の裏付けになります。

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業務経歴の項目

業務経歴に含める項目は次のとおりです。

  • 役職名(Position name)
  • 会社名(Company name)
  • 日付(Dates)
  • 勤務地(Location)
  • 責任と成果(Responsibilities & Achievements)

現在働いている会社で行っている業務は現在形、過去の会社での業務経験と成果は過去形で記載します。具体的に定量的に記載します。

例文

例えば会計士の場合、単に「経理担当」(“In charge of accounts”)という代わりに、「アカウントエラーを修正し、合計94,000ドルを節約しました」(“Corrected account errors, which saved a total of $94,000”)など、具体例を示します。

アクションワードを使う

英語では“Made”、“Worked”、“Managed”などは、履歴書で繰り返される一般的な単語のため、インパクトがありません。英語のアクションワードを用いて、業務の経験と成果をアピールします。

アクションワードのヒント

例えば、英語のアクションワードには次のようなものがあります。

  • 概念化した(Conceptualized)
  • 決定した(Determined)
  • 先陣を切って行った(Spearheaded)
  • 自ら行った(Initiated)

スキル(Skills)

業務経験を理解した後、採用担当者が次にチェックするのは、会社が必要としているスキルを、あなたが保有しているかどうかです。

スキルには大きく分けて、ハードスキルとソフトスキルの2つに分類されます。ハードスキルとは、特定の専門知識や研修で得られるスキルを指し、ソフトスキルはリーダーシップやコミュニケーション、時間管理といった個人の特性に関連するスキルを指します。

ハードスキルを記載する

ハードスキルに関して、他の応募者にないスキルをリストします。例えば、ビジネスアナリストであれば、SWOT分析を正しく行うことができる人は多くありません。

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ハードスキルのポイント

応募する役職に関連するハードスキルを把握し、保有するスキルと自分のレベルを明示的に示します。

ソフトスキルを記載する

ソフトスキルとは、リーダーシップやコミュニケーション、時間管理といった個人の特性に関連するスキルです。特定のソフトスキルが強みである場合、履歴書に記載し、カバーレターやインタビューの時に、強みである理由を説明できます。

ソフトスキルの例

例えば、英語のソフトスキルワードには次のようなものがあります。

  • 創造的思考(Creative Thinking)
  • コミュニケーション(Communication)
  • 研究(Research)
  • 時間管理(Time-Management)
  • 組織(Organization)

教育(Education)

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教育の項目

教育には、最終学歴と現在の役職に関連する学歴を記載します。含める項目は次のとおりです。

  • 学歴(Degree)
  • 学校名(School name)
  • 期間(Term)
  • 場所(Location)

賞と認定書(Awards & Certification)

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受賞した賞を記載

会社では、数多くの賞が授与されます。受賞した賞のタイトルと時期を積極的に記載します。

  • 賞のタイトル(Award name)
  • 時期(Date)
  • 場所(Location)

受講したトレーニングと認定書

受講したトレーニングコースや認定試験に合格し取得した認定証も記載します。

  • 認定書のタイトル(Certificate name)
  • 時期(Date)
  • 発行機関(Published by)

言語スキル(Language Skill)

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言語スキル

多言語を話せることは強みになるスキルです。現在の言語スキルをリストします。習熟度によって言語をランク付けします。

言語スキル

習熟度のレベル付け。

  • ネイティブ(Native)
  • 流暢(Fluent)
  • 熟練(Proficient)
  • 中級(Intermediate)
  • 基本(Basic)

興味と趣味(Interests & Hobbies)

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興味と趣味

個人的な興味や趣味はあなたの人と成りを伝えます。弊害のない程度で記載します。

興味と趣味の例

  • 水泳(Swimming)
  • プログラミング(Computer Programming)
  • 映画鑑賞(Movie)
  • 緑化運動 (Volunteer @Save Nature)

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